【簿記3級】売上帳をイラストで超分かりやすく解説！【Study Pro】(日商簿記3級)

売上帳

売上帳（うりあげちょう）とは、どのような商品を、1個当たり何円で、合計何個売り上げたかを記入する帳簿です。

総勘定元帳の『売上』勘定からは売上の合計金額しか分からないので、売上帳はその明細に当たります。

売上帳は、『売上』が増減する取引があった時に記入します。
商品を売り上げた時以外にも、商品を返品された時や、商品を値引きした時にも記入します。

5月8日	栃木株式会社にイチゴ30個（@50円）を売り上げ、代金は掛けとした。
5月16日	5月8日に栃木株式会社に売り上げたイチゴ5個（@50円）を返品された。

「10個（@50円）」などとありますが、これは「1個当たり50円のイチゴを10個取引した」ということです。

では、例題で1ヶ月分の売上帳の記入方法を確認しましょう。

次の取引を売上帳に記入しなさい。

7月5日	熊本株式会社に、スイカ5個（@800円）を売り上げ、代金は現金で受け取った。
7月10日	青森株式会社に、リンゴ20個（@80円）とサクランボ50個（@60円）を売り上げ、代金は掛けとした。
7月20日	青森株式会社に売り上げサクランボ50個（@60円）について、1個当たり10円（総額500円）の値引きをした。
7月31日	月末のため売上帳を締め切る。

理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。

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