商品有高帳
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商品有高帳とは?
商品有高帳(しょうひんありだかちょう)は、商品の在庫状況が分かる帳簿です。
商品を仕入れた時と、商品を売り上げた時に記入します。
簡単な記入例
4月5日 | 商品10個を@100円で仕入れた。 |
4月10日 | 商品6個を@200円で売り上げた。 |
「@100円」や「@200円」と書いてありますが、これは1個当たりの金額です。
「@200円で売り上げた。」とあるので、「払出」欄の単価には200円、金額には1,200円と書きたいところですが、ここにも原価を書くのがポイントです。
先入先出法と移動平均法
商品有高帳が何か分かったところで、もう少し難しい取引を考えてみましょう。
4月5日 | 商品10個を@100円で仕入れた。 |
4月10日 | 商品10個を@160円で仕入れた。 |
4月15日 | 商品15個を売り上げた。 |
この時、4月15日に払い出される商品の単価(払出単価)はいくらでしょうか?
100円?160円?それとも、130円?
この金額を決める方法には、先入先出法(さきいれさきだしほう)と移動平均法(いどうへいきんほう)の2つがあります。
先入先出法
先入先出法とは、先に仕入れたものから先に払い出した(売り上げた)と仮定して、払出単価を決める方法です。
移動平均法
移動平均法とは、商品の受入のつど、在庫の平均単価を再計算して、それを払出単価とする方法です。
例題1
次の取引を商品有高帳に記入しなさい。
解答用紙ダウンロード(ZIPファイル)
5月1日 | 前月繰越は10個(@100円)である。 |
5月10日 | 商品10個(@140円)を仕入れた。 |
5月16日 | 商品15個(@150円)を売り上げた。 |
5月20日 | 商品20個(@130円)を仕入れた。 |
5月24日 | 商品10個(@140円)を売り上げた。 |
5月31日 | 月末のため商品有高帳を締め切る。 |
理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。
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