一部現金取引
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一部現金取引とは?
『現金』が増減する取引とそれ以外の取引がどちらも含まれている取引を「一部現金取引」と言います。
例えば、『商品1,000円を売り上げ、800円を現金で受け取り、200円を掛けとした』などのケースです。
このような場合、取引を複数の伝票に分けて起票します。
起票の方法は2種類あります。
① 取引を分解して起票する方法
上の例を、次の2つの取引に分けて起票します。
- 『商品800円を売り上げ、代金は現金で受け取った』という取引(入金伝票に起票)
- 『商品200円を売り上げ、代金は掛けとした。』という取引(振替伝票に起票)
② いったん全額掛取引をして、そのあと現金の取引をしたと考えて起票する方法
上の例を、次の2つの取引に分けて起票します。
- 『商品1,000円を売り上げ、代金は掛けとした』という取引(振替伝票に起票)
- 『売掛金800円を、現金で回収した』という取引(入金伝票に起票)
では、実際の起票の方法を例題で確認しましょう。
例題1
次の取引を3伝票制により起票しなさい。
ペンタ社は、ペンゾウ社に商品1,500円を売り上げ、代金のうち1,000円は現金で受け取り、残額は掛けとした。
例題2
次の伝票はある1つの取引を起票したものである。取引を推定して仕訳しなさい。
理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。
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1
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入金伝票 | 16分 | ||
出金伝票 | 16分 | ||
振替伝票 | 10分 | ||
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